2010年2月6日土曜日

David / PSG

David


PSGの1stアルバム。
メンバーのpunpeeはトラックメーカーとして知っていたけど、ラップはあんまり聞いたことなかった。

S.L.A.C.K.の1stの評判からか、発売前からかなり話題になっていて、発売した後も、良好な評価が多かった。
そんなに話題になっているならとりあえず聴いてみるかと、「かみさま / M.O.S.I」のPVを視聴した。そこから聴こえてきたのは、バイオリンをサンプリングしたような奇妙なトラックに、日本語が上手い外国人ようなフローが乗っかった若干不気味な曲。悩んだ。確かに今までにいなかったタイプのグループではある。しかし、なんでこのグループの評判がいいのか全く理解できなかった。だけど、妙にフックが頭に残ったりして、さらに悩んだ。
発売からだいぶ経ったが、今年になり、ようやく資金が貯まったので「アルバムを通して聴けばこのモヤモヤした気持ちは解消されるかも!」と思い、アルバムを購入した。一度通して聴いたが、結果としては、何故この作品が話題作になるのか全くわからなかった。

数週間後、さらに何故だかわからないのだけど、渋谷のタワレコまで行ってインストアライブを観ていた。

何度も聴く内に、ゆる~いリリックとトラックにハマっていった。
「かみさま」のようなひたすらにどうでもいい事だったり、「愛してます」のような語りがいい具合に混じり合ったアルバムになっていて、何度も繰り返して聴いてしまう。
一番のお気に入りは「エスケープ from 東京」。ドラムを中心としたトラックに、3人のラップがどんどん切り替わるのが楽しい。

とハマった理由を考えてみたけど、未だに何故良いのか理解できなかったりする。
これを書いている間も聴いているのだけど、魅力をうまく言葉にできない。それは、きっと俺の文章力が足りないからだろう。
なんとか理解するために、明日も聴こう。

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